電車で行く仁川旅行 #6. 仁川富平カン市場で味わう伝統市場グルメ
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電車で行く仁川旅行 #6. 仁川富平カン市場で味わう伝統市場グルメ

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ttshop編集部
電車で行く仁川旅行 - この記事は連載の一部です
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仁川富平カン市場の露店が並ぶ伝統市場の通り

仁川富平カン市場(부평깡시장 / プピョンカンシジャン)は、農水産物・食品・雑貨を扱う卸売市場として1950年に開設された伝統市場。早朝3時から動き出す卸売店の活気、焼きまんじゅうや韓国式お餅、仁川名物「三合(サムハプ)」など、ローカル色たっぷりのグルメと安価な品質の良さで知られています。地下鉄1号線「富平市場駅」2番出口から徒歩約500〜600m、ソウルや仁川中心部から日帰りで気軽に立ち寄れる電車旅スポットです。

写真提供:bpmarket.modoo.at

富平カン市場とはどんな市場?
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富平カン市場は、仁川広域市富平区にある伝統的な卸売市場です。総面積1万2,748㎡に約206店舗が軒を連ね、そのうち約3分の1が露店という、昔ながらの市場景観を残す貴重なエリア。農水産物の流通ハブとして地元住民の食卓を支えながら、観光客にとっては「韓国の生活市場」を体験できる場所として人気が高まっています。

市場名の「カン(깡)」は競売(オークション)を意味する韓国語に由来します。1950年の開設当初、農産物の競売を行っていたことから「カン市場」と呼ばれるようになりました。現在は競売機能の大半が他の卸売市場へ移管されましたが、卸売の伝統は今も残り、他の伝統市場よりひと足早く朝3時頃から店が動き出すのが特徴です。

富平カン市場の店舗が立ち並ぶ通りと買い物客の様子

写真提供:bpmarket.modoo.at

1876年から続く市場の歴史
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富平カン市場のルーツは19世紀後半まで遡ります。1876年の江華島条約締結後、ここに日本人が居住を始め、彼らが開いた市が「韓日市場」と呼ばれたのが起源です。その後、1915年に日本統治下で公設市場に指定され、名称は「富平正市場」に改称。解放後の1945年以降は「富平市場」となり、地元の生活市場として歩み続けてきました。

もうひとつの通称「富平カントン市場(缶市場)」は、1950年代の朝鮮戦争前後に由来します。当時、近隣のアメリカ軍基地から流れてきた缶詰や軍需品が市場で大量に売買されたことから「カントン(缶)市場」とも呼ばれるようになり、現在もその名残で2つの呼び名が混在しています。市場を歩くと、戦後の経済成長期からの空気をそのまま残す看板や店構えに出会えます。

富平カン市場で食べたい名物グルメは?
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富平カン市場の楽しみはなんといってもローカルグルメ。卸売市場由来の安さと品質の良さが揃い、屋台フードから本格食堂まで気軽にハシゴできます。とくに押さえておきたいのは次のメニューです。

  • こんがり焼きまんじゅう(호떡・왕만두):表面パリッ、中はジューシーな肉あんやチャプチェあん。市場で食べ歩きの定番
  • 韓国伝統のお餅(떡):色とりどりのインジョルミやシルトクなど、伝統市場ならではの種類豊富なラインアップ
  • 三合(サムハプ/삼합):仁川を代表する郷土料理。エイの刺身・茹で豚・キムチを一緒に頬張る濃厚な一皿
  • 農水産物の量り売り:旬の野菜や干物、海産物が市価より安く手に入る
富平カン市場の店頭に並ぶ韓国の伝統的なお餅

写真提供:kgnews

露店比率が高いため、店ごとに値段交渉ができる気軽さもこの市場ならでは。「いくらですか?」を意味する「얼마예요?(オルマエヨ?)」だけ覚えておけば、十分やり取りが楽しめます。

朝3時から夜9時まで—営業時間の使い分け方
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富平カン市場は早朝〜夜まで時間帯ごとに表情が変わります。卸売・小売の切り替えタイミングを知っておくと、観光プランが立てやすくなります。

時間帯市場の状態おすすめの楽しみ方
3:00〜6:00頃卸売店が稼働、業者中心の活気韓国の市場の朝を写真に収めたい人向け
6:00〜10:00頃卸売が閉まり一般店が開店新鮮な農水産物を狙うならこの時間帯
10:00〜17:00頃観光客・地元客で賑わうピーク食べ歩き・ショッピングのゴールデンタイム
17:00〜21:00頃夕方の買い物客+夕食客近隣の三合店で夕食を兼ねた市場ハシゴ

観光目的なら午前10時〜午後3時の時間帯が最も歩きやすく、屋台もフル稼働しているのでおすすめです。

富平カン市場へのアクセスは?
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富平カン市場は、仁川広域市富平区市場路79番ギル36-3一帯。最寄りは仁川都市鉄道1号線「富平市場駅」で、2番出口から市場までは徒歩約500〜600m(およそ8分)です。ソウル方面からは地下鉄1号線で富平駅まで来て、仁川都市鉄道1号線に乗り換えるルートが分かりやすく、富平市場駅からは案内表示も整備されています。

車で訪れる場合は、市場周辺に共用駐車場が点在しており、料金もリーズナブル。電車利用なら同じシリーズの富平文化の街や富平地下商店街と合わせて、富平駅エリアを丸ごと一日かけて巡る半日〜1日コースが組みやすいです。

富平カン市場(부평깡시장)
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所在地: 仁川広域市富平区市場路79番ギル36-3 一帯

営業時間: 卸売 3:00〜6:00頃/一般店 6:00頃〜21:00頃(店舗により異なる)

定休日: 店舗ごとに異なる(多くが旧正月・秋夕など祝祭日休業)

アクセス: 仁川都市鉄道1号線「富平市場駅」2番出口から徒歩約500〜600m

駐車場: 周辺に共用駐車場あり(低料金)

規模: 総面積12,748㎡/約206店舗(うち露店約1/3)

仁川旅行の電車プランに組み込むコツ
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富平カン市場は、地下鉄1号線でソウルから直通アクセスできるため、ソウル滞在中の半日小旅行先としても優秀です。ソウル駅から富平駅までは急行で約40分、富平駅から仁川都市鉄道1号線で1駅の富平市場駅へ。市場散策のあとは、同じ富平エリアの富平モーデゥモール(地下商店街)富平のしゃぶしゃぶ名店と組み合わせれば、ショッピング・グルメ・伝統市場の三拍子が揃った仁川電車旅プランが完成します。

仁川の市場文化や郷土料理に興味があれば、仁川中華街・共和春のチャジャン麺仁川グルメ「보릿고개」麦飯ポリパプ定食などと一緒に巡るとより充実します。

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