ソウルで月に乗って夜間観光ができる「ソウルの月」が話題
作成日 24-02-13 11:00
写真提供:news1
ソウル市が漢江の夜景を彩る新しい観光施設として、係留ガス気球「ソウルの月」の製作に本格的に取り組んでいます。このプロジェクトでは、32億ウォン(約3億6千万円)以上の予算を投じて、月の形をした係留ガス気球を製造し、これを汝矣島の上空に浮かべ、夜景を楽しむことを目指しています。
2022年11月時点で、市観光政策部との入札業者公募に単独で応募した株式会社フライング水原と、2023年1月に契約を結びました。この契約により、月の形をした係留ガス気球を注文し製作し、設置することが決まりました。
「ソウルの月」に導入される係留ガス気球
「ソウルの月」は、漢江と夜景を同時に楽しむことができる係留ガス気球で、乗客はこれに乗って汝矣島の上空約150mの高さから夜景を楽しむことができます。これにより、ソウル市は漢江を中心とした夜景観光を活性化し、都市の魅力を一層際立たせることを目指しています。
契約金額は合計32億2000万ウォン(約3億6千万円)で、フランスの製造業者であるAerophile Sasの「Aero30ng」モデルが選ばれました。安全性を考慮し、グローバルな主要製造業者を対象に検証されたモデルです。
写真提供:ソウル市
デザインの面では、気球のデザインや照明、乗車するゴンドラの色などは発注者であるソウル市と協議し、『Seoul, my soul』のロゴを活用したデザインを採用し、公園施設や樹木などと調和するデザインを求めました。
「ソウルの月」は、汝矣島公園の芝生広場に設置され、運営はソウル観光財団が担当します。乗車料金は2万ウォンから2万5000ウォン(約2,200円~2,800円)程度で、運営時期は安全性の検証結果によって調整される見込みです。
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