1883仁川チメックパーティー開催、仁川の味にはまった
写真:連合ニュース
仁川中区の内港想像プラットフォーム野外広場で開催された第2回「1883仁川チメックパーティー」は、25日の午後4時から、多くの観光客で賑わいました。仁川観光公社が外国人観光客を呼び込むために準備したこのイベントには、中国、台湾、タイ、ベトナム、アメリカなど10カ国以上から1万394人の外国人観光客が参加し、昨年の3倍の規模で開催されました。
イベントのメインは、仁川の名物であるタッカンジョンと地元のビールでした。仁川新浦国際市場と仁川新基市場のタッカンジョン店6店舗と契約し、6000羽分のタッカンジョンと500ccのビール1万缶が無料で提供され、観光客はビーチチェアやキャンプセット、テーブルを自由に使いながら、フェスティバルを楽しみました。
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1883年の仁川港開港を記念して開催されたこのイベントは、単に食べ物を提供するだけでなく、仁川の歴史と文化を訴求する重要な場となりました。会場ではK-POPのパフォーマンス、テコンドーのデモンストレーション、陸軍軍楽隊の演奏、ドラマのOSTコンサート、夜間のドローンショーなどが続き、多彩なエンターテイメントが提供されました。観光客たちは各種ブースを回りながら仁川の特産品を味わい、様々な商品を見学しました。
特に金豊醸造場が提供した1万2000人分のマッコリ試飲は、多くの外国人観光客に好評でした。スタッフは中国語、タイ語、日本語などの現地語で用意したフレーズを使って外国人にマッコリを紹介し、仁川の伝統酒を広めました。ベトナム出身のニールとティは、初めて飲んだマッコリの独特な味に驚きながらも楽しんでいました。
写真:仁川日葡
しかし、イベントの成功にはいくつかの課題もありました。地元ビール業者が短期間で必要な量を生産するのが難しく、用意された1万缶のうち地元ビールは2000缶に過ぎず、一部の参加者は不満を表しました。また、ビールを飲むスペースと公演スペースを分けたことで、公演場所が50%も埋まらず、イベント後半には空席が目立ちました。純粋な外国人観光客のみを対象にしたイベントであったため、一般人や他の外国人観光客はチケットがなく参加できず、不満を表しました。
それでも第2回1883仁川チメックパーティーは仁川の魅力を広めるのに大きく貢献し、今後もさまざまな国際イベントを通じて仁川がグローバル観光地としての地位を高めていくことを期待しています。