『Mickey17』の公開が3月から5月に延期。カンヌ映画祭に出品の可能性も
写真提供:ワーナーブラザーズ
ポン・ジュノ監督の新作映画『Mickey 17』がアメリカで初公開された 詳しく見る
ポン・ジュノ監督の新作『Mickey17』は、3月に公開予定でしたが、公開が延期されました。多くの人々が「2ヶ月後に会える」という期待を持っていたため、この延期は非常に残念なことになりました。公開が延期された理由は、アメリカのエンターテイメントメディアVarietyによると、ワーナーブラザーズが昨年のハリウッドストライキの影響で、『Mickey17』の制作にさらに時間が必要と判断したためです。
そのため、ワーナーブラザーズは『Mickey17』に代わり、3月に『ゴジラxコング 新たなる帝国』を公開することにしました。『ゴジラxコング 新たなる帝国』は本来4月に公開予定でしたが、『Mickey17』の公開延期に伴い、スケジュールが前倒しになりました。
『Mickey17』は、ポン・ジュノ監督が5年ぶりに発表する新作で、未来を舞台に氷の惑星を植民地化するために派遣された人間探検隊の使い捨て従業員「エクスペンダブル」の物語が描かれています。この作品はエドワード・アシュトンの小説『Mickey 7』を原作とし、ロバート・パティンソン、トニ・コレット、マーク・ラファロ、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァンなどが出演しています。
『Mickey17』は韓国内外で多くの期待を集めている作品であり、第92回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞など4部門で受賞した『パラサイト 半地下の家族』以来の新作です。また、ポン・ジュノ監督の作品がカンヌ国際映画祭に出品されると、ほとんどが正式招待作品に選ばれる傾向があるため、『Mickey17』もカンヌ国際映画祭に出品される可能性が高まりました。この作品は、ポン・ジュノ監督の演出力と演技力を持つ俳優たちの出演により、期待が高まっています。