2023年からは、韓国でチェック柄制服がなくなる
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2023年から韓国の200校余りのチェック柄の制服デザインが一斉に消える見通しだ。
海外名品ブランドバーバリーが2019年から国内一部中·高等学校制服に使われたチェックパターン柄が商標権を侵害するとして問題を提起してきたのだ。 バーバリーを代表するチェック柄は、学生たちの制服の袖や襟、スカートの生地の模様などで多様に使われてきた。
13日、韓国学生服産業協会などによれば2019年からバーバリーは国内一部中·高等学校制服に使われていたチェックパターン模様が商標権を侵害したと問題を提起してきた。 問題のチェック柄はバーバリーを代表するパターンでもあり、商標権に登録され法的保護を受けているものでもある。
このため、韓国学生服産業協会は5月、バーバリー側と調整を経て来年からは問題のデザインを使わないことで合意した。 それは、バーバリーを代表するチェック柄が使われてきた学生たちの制服袖や襟、スカート生地柄など全てである。
これに伴い、来年から該当柄を使う全国200ヶ所余りの中·高等学校は一斉に制服デザインを変更しなければならない状況に置かれた。 バーバリー側が問題を提起した学校はソウル管内だけで50校、済州15校、大邱7校、慶尚北道4校など計200校余りに達する。
韓国教育庁関係者は「各学校が生徒と保護者などの意見をまとめるなど制服デザイン変更を推進している」と説明した。
現在は、大部分の韓国学校は韓国教育庁の案内に従って来年度の制服にバーバリーチェック柄を使わない制服デザインに変更した状態だ。 ただし、バーバリー側は直ちに来年までに制服デザイン変更が難しければ、少なくとも2024年までにデザインを変更してほしいという立場を8月教育当局に明らかにしたそうだ。