韓国、入国手続きを簡素化 5月から旅行者携帯品申告書の作成義務廃止へ
作成日 23-04-01 17:41
写真提供:連合ニュース
韓国への旅行者にとって、入国時の手続きが簡素化されることになりました。韓国関税庁は、外国人の訪韓観光活性化などのため、5月1日から全ての旅行者に対し、「旅行者携帯品申告書」(Customs Declaration Form)の作成義務を廃止すると発表しました。
これまで、韓国に入国するすべての旅行者は、機内や空港で配布される紙媒体の申告書に必要事項を記入し、税関で提出する必要がありました。しかし、この手続きは、旅行者にとっては面倒であり、税関にとっても紙媒体の管理や処理に多くのコストや時間がかかっていました。
そこで、韓国関税庁は、この申告書の作成義務を廃止することにしました。廃止日は、当初は7月からの予定でしたが、5月1日に繰り上げられました。これにより、税関申告物品がない場合は、入国時に何もしなくても良くなります。
ただし、税関申告物品がある場合は、オンラインまたは紙媒体で申告する必要があります。オンラインの場合は、パソコンやスマートフォンから事前に申告することができます。紙媒体の場合は、空港で配布される申告書を記入し、税関で提出します。
税関申告物品とは、免税限度額を超える現金や貴金属などの貴重品や、動植物や食品などの検疫対象品などです。詳しくは、韓国関税庁のウェブサイトをご覧ください。
韓国への入国手続きが簡素化されたことで、旅行者にとっては便利になりました。しかし、税関申告物品を持ち込む場合は、事前に確認しておくことが重要です。韓国への旅行を楽しみましょう。
#韓国入国 #旅行者携帯品申告書 #Customs Declaration Form #税関申告物