ソウル・漢江の展望カフェをリニューアル、漢江展望ホテルに変身
写真提供:ソウル市
早ければ来年7月からソウル漢江橋の上にあるホテルの客室で一晩過ごせるようになります。
ソウルスカイラインの夜景を楽しみながら眠り、翌日漢江の上に昇る朝日を眺めながら目覚めることできるようになるのです。
ソウル市は4日、「グレート漢江プロジェクト」の一環として、楊花(ヤンファ)大橋の楊花・仙遊(ソニュ)カフェ、漢南(ハンナム)大橋のセマルカフェなど4つの漢江(ハンガン)橋梁カフェの改修に乗り出す。漢江の絶景を楽しめる立地を生かして、「漢江の上のホテル」を造成するということです。 ホテルは来年3月に竣工し、下半期(7~12月)中に本格的に運営されます。
ホテルの客室の宿泊可能人数は最大4人までです。 客室からは漢江大橋、漢江のほとり、ノドゥル島など様々な眺めが楽しめます。 そのため、現在カフェの内外観をリモデリングし、凍結防止などの設備を補強し、漢江大橋の騒音と外風に備える作業を進めています。
リモデリングはソウル市が全額負担し、民間企業を選定して来年7月から3年間委託運営することになります。 橋梁の上に位置しているため、管理職員が別に常駐しにくいという点を考慮し、Airbnbなどオンラインプラットフォームを通じて予約を管理し無人チェックインするシステムを用意する計画です。 宿泊客には朝食も提供します。
写真提供:国民日報
また、ソウル市は漢江橋梁カフェを「ローカルブランドカフェ」として再オープンし運営する方針です。 来年度予算として約1億3300万ウォン(民間委託事業費)を策定し、公開募集で事業者を選定します。 選定された事業者は老朽化した施設をリモデリングし、ローカルブランドカフェの特性を生かすことができるメニューおよび製品などを開発・販売します。 市はカフェの利用者を毎月集計するなど、管理に乗り出す計画です。
運営は来年7月から開始する予定で、市は展望カフェを漢江の展望と余暇文化を楽しめる空間として造成する計画です。 また、現地でしか体験できないローカルブランドカフェの魅力を通じて、観光名所にも発展させる方針です。