デュアルホテル 「ル·メリディアン&モクシーソウル明洞」
明洞のど真ん中のマリオットに「デュアルホテル」が初登場。
ラグジュアリー旅の時代'からインスピレーションを受けた「ル·メリディアンソウル明洞」
「プレイオン(Play On)」精神を都市に吹き込む「モクシーソウル明洞」
グローバルホテルチェーンのマリオットインターナショナルが、両ブランドを合わせた新概念ホテル 「ル·メリディアン&モクシー·ソウル明洞(Le Méridien Seoul Myeongdong & Moxy Seoul Myeongdong)」をソウル明洞で11月25日オープンした。
(以前の「ル·メリディアン&モクシー·ソウル明洞の施設に関する記事は下記リンク参考)
https://tt-shop.jp/tour_and_themes/39
ル·メリディアン&モクシーソウル明洞ホテルは明洞通りの端にある駐韓中国大使館のすぐ前に位置しており、新世界百貨店本店を基準に大通りの向こう側の少し奥にある。 そして、15階建ての複合ビル内に2つのホテルが備わっている。 かつてKT電話局の敷地があった場所だという。 実際、KTの子会社、kt estateがホテルを所有する。
ル·メリディアン&モクシーソウル明洞側は「明洞の真ん中に造成されたホテルで、特有の街並み文化とショッピング、多様な食べ物を楽しむことができ、明洞聖堂と南山タワー、清渓川、南大門市場、昌徳宮、徳寿宮などソウルの主要名所に近い立地を備えている」とし「仁川国際空港まで車で70分の距離にあり、ソウル観光需要を吸収するものと期待している」と説明した。
周辺の道幅はやや狭く感じられる。 そんな路地の真ん中に新しい大きなホテルの建物が建っている。 街を行き来する人が多いため、車を持って行く場合は注意しなければならない。 そして、建物の規模に比べて看板が小さく、ざっと見るとこの建物がホテルだとは思えない。駐車場は地下に設けられ、 バレットパーキングゾーンが半地下空間のようにある。 空間が広くないため、一度に多くの車を収容する場合、駐車場の入口が塞がれる可能性がある。 駐車場の入口は傾斜があり、地上高が低い車は進入が難しい場合があり、 一般セダン乗用車でもゆっくり進入することを勧める。 駐車場は100台規模だという。 客室(計405室)に比べて小さいが、すぐ隣の中央郵便局と協約を結ひ、駐車場を利用できるようにした。
小さな玄関ドアとつながる地下1階にはコンビニが入店した。 他の売り場のスペースもあるが、まだ入店が完了していない。 年を越してから入店が完了すると見ているという。
ル·メリディアン&モクシーソウル明洞ホテルの最も大きな特徴は、前例のない「デュアルホテル」体系だ。 一つの建物にル·メリディアンとモクシーという、ターゲット顧客層と性格が完全に異なる2つのホテルが共存する。 エレベーターやロビーなどの共通空間は、性格の異なる2つのブランドの出会いを独創的なインテリアで表現した。 ギリシャ·ローマ神話の中の「ヤヌスの二つの顔」を連想させる。 どちらのホテルもマリオットが保有するブランドだ。 ル·メリディアンはヨーロッパスタイルを強調した高級ホテルとして運営される。 モクシーはマリオットインターナショナルの最新ホテルブランドだ。 若くてスタイリッシュな感覚を強調する。 ピンクカラーと華やかなネオンサインを主なテーマにしている。 国内では、モクシー仁寺洞に続き2番目に披露される。 グローバル市場では成長の勢いが最も目立つという。
ラグジュアリー旅の時代'からインスピレーションを受けた「ル·メリディアンソウル明洞」
デュアルホテルの一軸を担当する「ル·メリディアン·ソウル明洞」は、9階から最高階の15階までの7階を利用する。 スイートルーム(4種)8室を含め、計200室の客室で構成されている。 最高階にはマリオットメンバーシップ(ボンボーイ)エリート会員とスイートルームおよびクラブルーム宿泊客専用クラブラウンジとルーフトップなどがある。 この他に付帯施設として室内プールとフィットネスセンター、「ラ·パレット·パリ(La Palette Paris)」レストラン、「ルミエール」ロビーラウンジ&バー、ル·ムーラン(Le Moulin)」デリーなどが備えられた。
4階に位置するホテルロビーに到着すると、空港のチェックインカウンターのようなレセプションデスク、そして飛行機をモチーフにした壁飾りから旅行とヨーロッパスタイルの装飾からインスピレーションを受けたホテルのデザインコンセプトを感じることができる。 天井に点が押されている造形的なモバイルペンダント照明は、光の都市パリと明るい都市明洞を同時に象徴する。
ライフスタイルホテル、ル·メリディアンソウル明洞は時代を超越した200室のモダンシックな客室とスイートルームを提供する。 客室入口にあるヒンジが付いた天井の高さの全身鏡から、ベッドヘッドに設置された航空機の翼の形を連想させるアートまで幾何学的形態が顧客の心を虜にする。 そして、快適さを念頭に置いて設計された各客室には、シャワー設備が整った広い浴室、作業空間およびLCDテレビが備えられている。
ホテルには、オールデイダイニングレストラン「ラ·パレット·パリ(La Palette Paris)」、ベーカリーカフェ「ル·ムーラン(Le Moulin)」、ラウンジ&バー「ルミエールロビーラウンジ&バー(Lumiere Lobby Lounge & Bar)」がある。
それぞれ、ラ·パレット·パリ(La Palette Paris)は新鮮さと独創性を強調する「マーケット·トゥ·テーブル(Market to table)」というコンセプトで新鮮な材料に韓国的な味を加味したヨーロピアンメニューを提供する。
ル·ムーラン(Le Moulin)はホテルのシグネチャーであるジェラートアイスクリームとエクレアなどデザートとペストリーが魅力的なベーカリーカフェである。
そして、ルミエールロビーラウンジ&バー(Lumiere Lobby Lounge & Bar)は、伝統的なホテルロビーを優雅なフレンチサロンに変貌させたラウンジ&バーで、昼間は受賞歴のあるバリスタが淹れたイリー(illy)スペシャルティーコーヒーとシグネチャーアフタヌーンティーで、夜はクリエイティブなカクテルとプレミアムワインでお客様を迎える。
最上位の客室であるル·メリディアンスイートルームは広い空間とシティビューの展望を備えている。 ソファーに座ってテレビを視聴したり業務ができる空間が一緒にあるため、寝室空間は別途に用意されていて、十分な収納スペースも備えている。 バスルームは広くて華やかなインテリアが特徴だ。 リビングスペースと同様、浴室からも都市の眺めを楽しむことができ、 全体的に全客室の浴室インテリアに力を入れた。 ホテルの関係者は、「最近、浴室を多様に活用する顧客ニーズを反映したものだ」と説明した。
(ソフィテルアンバサダーソウルホテルのようにスマートスピーカー「GIGAGENIE」があるル·メリディアン·ソウル明洞)
ル·メリディアン·ソウル明洞客室は、華やかさよりはリラックスした雰囲気に重点を置いた。 グレートーンカーペットとカーテン、アイボリーカラーの椅子を配置し、ブルーカラーのソファーとオレンジ色の椅子でポイントを与えた。 アンダーズ河南、ノボテル東大門、ソフィテルアンバサダーソウルのようにすべての客室にはKTのスマートスピーカー「ギガジニー」が配置された。 温度調節やルームサービスなどを音声やタッチ操作で手軽に利用できる。
客室はルメールディアンスイート1室、ルサロンスイート1室、エグゼクティブスイートキング1室、スイートキング5室、デラックスクラブキング5室、クラブダブル12室、クラブキング34室、デラックスダブル48室、デラックスキング93室の計200室で構成された。 最上階の専用クラブラウンジでは無料朝食とスナックバー、カクテルなどが提供され、都市夜景が楽しめる独立したファミリーゾーンが用意された。ここは、 高級客室であるエグゼクティブ層の宿泊客のみ利用できる。
また、ビジネスなど各種行事用空間で最大120人収容が可能なミッドセンチュリールームを運営し、ガラス窓で構成された室内プールには温水プールもある。 室内プールにはビーチチェアとキングサイズの高級サンベッドが配置された。 トレーナーが常駐するフィットネスセンターも運営している。
「プレイオン(Play On)」精神を都市に吹き込む「モクシーソウル明洞」
ル·メリディアン·ソウル明洞の5階から8階まで位置しているモクシー·ソウル明洞は、宿泊客に破格のホテル経験を提供し、プレイオン(PlayOn)経験を体験することを勧める。 宿泊客はバーモクシー(Bar Moxy)でチェックインと同時に無料で提供される一杯のゴッドモクシー(Got Moxy)カクテルとともに、直ちに没入感のあるホテル経験を迎える。 バーモクシーはロビーに位置しており、宿泊客が食事をして親睦を深めることができる共同ハブ空間である。 宿泊客はモクシーの24/7グラブ&ゴー(grab-and-go)セルフサービスを利用し、好きな時間にスナック、新鮮なジュース、コーヒー、ワイン、ビールなど好きな飲食物をピックアップすることができる。 バーではカクテルがメインコースとして提供される面白いリキッドディナー(liquid dinner)メニューと共にオールデイダイニングメニューも披露する。
ホテルの205室の現代式客室は室内空間を極大化し、宿泊客が自分の必要に応じて客室を柔軟に調整できるようスマートに設計されたインテリアと機能性が調和している。 宿泊客は快適なプラットフォームベッドから小さな作業スペース、クローゼットならぬハンガーの壁に至るまで、おしゃれに構成された客室を楽しむことができる。
モクシーソウル明洞は多様な種類の客室を提供するため、宿泊客が必要に応じて柔軟に客室を選択することができる。 シングルロフト(Single Loft)およびクアッドバンカールーム(Quad Bunk Room)は、少数の友達と一緒にいる宿泊客のためにバンカーベッドを提供し、スタイリッシュなパーティーを希望する宿泊客は、客室内の食事スペースとバーが用意されているモクシースイート(Moxy Suite)の利用が可能だ。
ル·メリディアン&モクシーソウル明洞のイ·ジュンホ総支配人は「ル·メリディアン&モクシーソウル明洞のオープニングは訪問するすべての旅行客に創意的で洗練された宿泊経験を通じてこの都市の魅力を知らせると同時に、大勢に従わず開かれた心と独創性を記念する」とし「私たちは皆のための洗練された安らぎ、面白い経験、興味深く新しい発見の完璧な組み合わせでソウルで享受できるすべてのことを探検し発見する旅行客を迎えることを期待する」と話した。
ル·メリディアン&モクシー·ソウル明洞は、マリオット·インターナショナルの受賞歴に輝く旅行プログラム「マリオット·ボーンボーイ」に参加するホテルだ。 おかげで、マリオット·ボーンボーイの会員たちは、新しくオープンするル·メリディアン&モクシー明洞ホテルとマリオット·ボンボイの多様なブランドポートフォリオホテル及びリゾートで宿泊ポイントを積み立てて利用することができる。 また、会員たちはマリオットボーンボーイアプリを通じて安心して旅行できる水準の個人オーダーメード型および非対面経験を楽しむことができる。