韓国でiPhoneだけで観光ができる日が近づいている
写真提供:https://zdnet.co.kr/
次々目撃されるApple pay用の端末機とシール
近日、韓国の大手クレジットカード会社の一つであるHyundai Cardの副会長がInstagramに投稿し、首都圏の一部店舗に近距離通信(NFC)端末を設置し、Apple Payが韓国でも発売されることが近いことを示唆しているとの報道がありました。当初は昨年11月に発売する予定でしたが、金融当局の承認が遅れているため延期しているとのことですが、発売するのは確実だとの分析があります。
写真提供:https://www.metroseoul.co.kr/
26日に銀行業界によると、ソウル市内の一部の店舗では、アップル・ペイの発売に備えて、NFC端末を取り付けています。一部の店舗では、取り付けた端末上にアップル・ペイの発売情報を隠すためにカバーを設置するなど、セキュリティに注意している様子です。
経営幹部は個人のインスタグラムでApple Payの発売を予告するような投稿を上げました。経営幹部はリンゴ8個を撮った写真を上げた後、「Lovely Apple」という文字を掲載しました。一部からはこれを見て来月8日にApple Payが姿を現すだろうと期待感を抱かせました。
産業界では実質的に8つの能力を超えたという意見があります。先月、金融監督庁の規約審査を通過した後、金融委員会は最終審査中です。金融委は、Apple Payの使用過程で国内支払い情報が海外の支払い事業者に渡ることを懸念し、個人情報保護法に違反するかどうかを調べています。
導入してすぐ拡張するかは法の判断による
また、NFC端末の普及が信販専門金融業法に違反する可能性も検討しています。国内のカード加盟店の99%以上は、マグネットセキュアトランスミッション(MST)規格を採用しています。一方、Apple Payを搭載しているiPhoneの場合は、ユーロ・マスター・ビザ(EMV)ベースのNFC端末でのみ決済が可能です。金融業界では、Apple Payの国内上陸に対して、敵対的だという意見が支配的です。NFC端末の普及によって成功が分かれると考えられるためです。国内のNFC端末の普及率はまだ10%未満と見積もられています。成功するためには、NFC端末の普及が優先事項であると考えられます。
一方で、アップルペイの発売だけでブランドの価値を改善できるという意見もあります。ヒュンダイカードはカード市場での占有率を拡大し、カード業界での順位を高める戦略を推進しています。
実際に、現代カードは商用クレジットカード市場で1位の地位を占めています。アップルペイの発売により、市場シェアが上昇する可能性もあります。中国ではQRコード決済文化が既に定着しており、アップルペイが人気を博するのは難しいとの見方もありました。韓国市場でのアップルペイの人気についてはまだ分かりません。しかし、現代カードがアップルペイを発売すれば、人気の有無に関係なく市場シェアをかなり上げることができると、金融業界の関係者の見解もあります。