Apple KoreaがApple Payの展開を予告
写真提供:Apple
Apple Koreaが韓国メディアにApple Payを展開する予告メールを送信
Apple Payが韓国での金融委員会の承認完了
Apple Payがすぐ韓国全店舗で使えるには時間がかかる
Apple Pay交通カード機能はまだ
Apple Payの追加手数料について
Apple은 Apple Pay를 한국에서 출시할 예정입니다. 자세한 사항은 추후에 공지 드리겠습니다
和訳:AppleはApple Payを韓国で展開する予定です。 詳細は追ってお知らせします。
今日、2月8日韓国主要メディアがApple Koreaから受信したメールの内容です。メールには、Apple Payが韓国で展開することを予定していること以外の詳しい情報は書かれていなかったが、今までApple Payの展開に関して「ノーコメント」を維持したApple Koreaが初めてこの事に関して言い表したことに意味があります。これで、韓国では早ければ3月からApple Payの利用が可能になると予想されています。
写真提供:Hyundai Card
すでにパートナーであるHyundai Cardは2月6日、Appleの象徴であるリンゴを社内で職員に配るイベントを開催したことがあることで、Apple Payを確信しているように見えましたが、Apple Koreaが公式的に言及したのは今回が初めてです。
Apple Payが韓国での金融委員会の承認完了
写真提供:Apple Korea
先週週末、Apple Payが韓国金融サービス委員会の承認を受けました。サービスは数週間以内に開始されると予想されており、日本人観光客はiPhoneやApple Watchなどのモバイルデバイスを使用して、物理的なカードや追加の認証なしで購入時の支払いをすることができます。Apple Payは2014年に初めて導入され、世界75か国で使用されています。韓国での開始により、日本人観光客は対応店舗でタップだけで購入時の支払いをすることができます。現在、サービスには交通カードの機能は含まれていません。
Apple Payがすぐ韓国全店舗で使えるには時間がかかる
写真提供:https://www.edaily.co.kr/
3月の初めにサービスが開始されることが予想されていますが、これは予定であり、変更の可能性もあります。Apple KoreaとHyundai Cardもまだサービスの準備を進めており、最も重要なタスクは、Apple Payの支払いに必要なNFC(近距離通信)決済端末機を多くの店舗に配布することです。Apple PayはNFCのみ対応しているので、Apple Payの拡散にはこのNFC決済端末機が必修です。
Apple Pay のローンチ前に、Hyundai Cardはできるだけ多くの店舗にNFC決済端末機の導入とソフトウェアの更新を支援することを目指しています。韓国では多くの店舗が支払いにマグネットストライプカードリーダー(MST)または IC チップリーダーを使用しており、NFC決済端末機の導入率は約10%と低い状況です。
Apple Pay のローンチ前にNFC決済端末機の導入率が増加しない場合、「使える店舗が少ない」といったユーザーが不満を抱えてしまう可能性があります。韓国でのローンチは、Apple Pay に韓国で発行されたカードを登録し、支払いを可能にするために韓国向のiOSを更新するため約1か月の準備の後、来月初めか中旬に予定されています。
写真提供:連合ニュース
現在、大手流通店舗であるGS25、CU、Emart24などはすでにNFC決済端末機を設置していることが知られています。Apple Payの正式な発売に伴い、他の大手流通店舗もNFC技術を採用することに興味を示しています。年間売上高が30億ウォン未満の小規模から中規模の店舗も、支援を受けて、Apple Payの支払いが可能なNFC端末を設置しています。
参考:現在Apple Payが使える店舗情報
https://tt-shop.jp/tour_and_themes/48
Apple Pay交通カード機能はまだ
写真提供:https://www.youtube.com/watch?v=iuatn4Buta0
多くの消費者がApple Payを待望していたが、残念ながら現時点では交通カードの機能は利用できないということです。 Apple Payを交通カードとして使用するには、T-moneyやCashbeeのような交通カード企業がAppleと直接の契約を結ぶ必要があります。多くのバスや地下鉄の交通カードリーダーはNFC技術を備えていますが、Apple Payはまだ使用できません。
T-moneyは昨年末にApple Payを使用するために必要なEMV認証を受けましたが、これにより消費者の期待が高まったものの、Apple Payサポートはまだ利用できません。
しかし、可能性はまだ残っており、いくつかの交通カード企業がこのオプションを積極的に検討しています。金融当局も交通カードの機能をApple Payに追加する方がいいという雰囲気もあります。
Apple Payの追加手数料について
Apple Payは、Apple Payを使用して行われた決済ごとに店舗に手数料を請求します。手数料率は契約によって異なりますが、アメリカでは0.15%と報告されています。店舗にとっては、この手数料がApple Payを使用するメリットよりも大きい場合には利益が減少する可能性があります。
将来的に、この手数料は消費者に押し付けられる可能性があり、Apple Payを使用する際により高い料金が請求されるといった苦情や、商品からの追加料金が生じる可能性があります。