プロ野球KT、創立10周年記念の開幕戦でLGに快勝

写真提供：kt wiz

2023年4月1日、韓国プロ野球の開幕戦が行われた。創立10周年を迎えたKTは、自身初めてとなる公式開幕戦をホーム（水原KTウィズパーク）で開催した。そして、LGとの一戦に11対6で勝利し、新シーズンの幸先の良いスタートを切った。

試合は1回裏からKTが2点を先制し、3回裏には強打者カン・ベクホ（24）がソロホームランを放つなど、打線が爆発した。6回裏にはアンソニー・アルフォード（29）もアーチを描くなど、合計8点を奪う「ビッグイニング」を演出した。一方、LGは6回表に1点を返すものの、9回表に5点を挙げるまで反撃に出遅れた。両チームの外国人「エース」投手として登板したウェス・ベンジャミン（30）とケイシー・ケリー（34）の投げ合いは、ベンジャミンが6回4奪三振1失点（自責0）で初勝利を挙げた。

試合前には、KTは創立10周年記念式典を盛大に行った。主要な来賓や選手団だけでなく、満員の観客（1万8700人）も参加した。式典では、KTの創立年度に生まれた「創立どうぎ」の子供会員であるチョン・ジヌ・ソヌ双子兄弟がそれぞれ始球式と始打式を務めた。

KTは2日も同じ場所でLGと対戦する。KTは先発カードとしてソ・ヒョンジュン（22）を起用し、LGはキム・ユンシク（23）を送り出す。