ソウル交通公社スト終了。12月2日からKORAILスト予告したが、撤回 (12月2日更新)
写真提供:ハンギョレ
12月2日9時基準韓国鉄道スト状況
- 1号線:12月2日スト撤回 - 平常運行
- 2号線:12月1日スト終了 - 平常運行
- 3号線:12月2日スト撤回 - 平常運行
- 4号線:12月2日スト撤回 - 平常運行
- 5号線:12月1日スト終了 - 平常運行
- 6号線:12月1日スト終了 - 平常運行
- 7号線:12月1日スト終了 - 平常運行
- 8号線:12月1日スト終了 - 平常運行
- 9号線:12月1日スト終了 - 平常運行
- 京義・中央線:12月2日スト撤回 - 平常運行
- 水仁・盆唐線:12月2日スト撤回 - 平常運行
- 京春線:12月2日スト撤回 - 平常運行
- KTX:12月2日スト撤回 - 平常運行
- 一般列車(ムグンファ号、セマウル号、ITX-セマウル、ITX-青春等):12月2日スト撤回 - 平常運行
12月1日ソウル交通公社の交渉に合意。スト終了
ソウル地下鉄を運営するソウル交通公社労使が労組のストが翌日の1日、賃金·団体協約(賃金団体協約)交渉に合意した。 一方、KTXなどを運行する全国鉄道労働組合は同日まで労使間の賃金団体協約更新のための交渉が難航しており、2日からストに突入する可能性が高いという。
同日、ソウル交通公社によると、会社側と両大労組(民主労総所属のソウル交通公社労組、韓国労総所属の統合労組)で構成された連合交渉団は前日午後8時ごろ、ソウル城東区(ソンドング)本社で賃金団体交渉を再開した。 11月29日、連合交渉団が会社側の提示案を受け入れず交渉決裂を宣言してから一日ぶりだ。
会社側は今回の本交渉で新しい合意案を提示し、交渉団は直ちに実務交渉に突入、会社側の提示案を3時間以上検討·議論した末に合意案草案を用意し午後11時40分に本交渉を続開した。 続いて同日午前0時を少し過ぎた時刻、交渉妥結を宣言した。
KORAILの労働組合は12月2日からストを予告したが、撤回 (12月2日更新)
KTXと一般列車、1,3,4号線の一部を運行しているKORAILの労働組合はすでに11月23日から「遵法闘争」をしている。
「遵法闘争」は、労働基準法、労働安全衛生法などの法令、労働協約、就業規則あるいは労働契約が日常的には使用者によって守られていないという実態のもとで、逆にこれらの諸規範を厳格に守ることを目的あるいは要求実現の手段として利用する労働者の集団行動をいう。
遵法闘争の期間には、遅延率が普段より上がり一部の列車(ムグンファ号)が運行中止された。
12月2日午前5時、労働組合は会社側と暫定合意が行われすべての「遵法闘争」を撤回した。
一方、KORAILの労働組合は、12月2日からストを予告した。労使間の賃金·団体協約更新のための交渉が難航を繰り返しており、2日ストライキ突入の可能性が大きいと展望される。スト期間の運行率はおよそ6~70%が予想され、鉄道利用客は注意が必要だったが、12月2日午前5時会社側と暫定合意になったため、ストは撤回した。