ソウル地下鉄の交通カード、「ピッ」の代わりに、「ソウル」の音声へ!?
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早ければ来年からソウル地下鉄1~8号線の駅舎全体で、改札口で交通カードをタッチすると鳴る「ピッ」という音の代わりに「ソウル」という音声が鳴るそうです。
ソウル交通公社は、早ければ来年1月1日からソウル地下鉄1~8号線275の駅舎全体に交通カードタッチ音声「ソウル」を導入すると23日、明らかにしました。
公社では現在、交通カードタッチ音声システムを開発中です。
交通カードタッチ音声「ソウル」は、ソウル市が4月に選定した都市ブランドスローガン「ソウル、マイソウル」(Seoul、My Soul)と調和し、ソウルと言えば思い浮かぶ代表的な音声になるものと予想され、交通カードをタッチした後、「ピッ」という音の代わりに聞く「ソウル」の音声が地下鉄利用客に明るく肯定的な印象を与えられるよう、コンピュータシステムを通じて最適の音声を制作中です。
交通カードタッチ音声を「デザイン」する今回の試みは、韓国で初めてで、全世界的にも例がありません。
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また、一部の駅舎で企業などの名前を宣伝して広告収入を得ているように、交通カードの音声も販売し、収入の多角化に乗り出す方針です。
交通カードタッチ音声が「ソウル」の代わりに、基本「○」、最大「○○」になることも可能です。
例えば、1、2号線市庁駅の場合、オ·セフンソウル市長の市政哲学である「弱者との同行」を反映して「同行」等の音声を出すことが可能になります。
音声広告の販売方式は、購買希望企業の入札方式になる可能性が高いようです。
さらに、該当システムが開発されれば、「乗り換えです」「マスクを着用してください」などの音声案内を駅別にリアルタイムで修正することができ、防疫などと関連した政策を迅速に適用することが可能になります。
公社では、中長期的に該当システムを全国都市鉄道運営機関はもちろん、バスやタクシーにも拡大する計画です。
公社はすでに2011年、交通カードタッチ音声を活用した音声広告に対する特許を登録しており、他の機関で該当システムを導入すれば、公社は技術使用料を受け取ることができ、収入の拡大につながる予定です。